正直に言おう。
私は加藤唐九郎氏のぐいのみが欲しい。
臓器を売ってでも(夫の)手に入れたいところだが
当然無理なので、唐九郎氏関連の本を読んで
気持ちを静めている。
『永仁の壺』
おもしろくて、今夜はぶっ通しで読み切ってしまいそうだ。

・・・・・・陶メモ・・・・・・・・・
ギャラリー顕美子『相場るい児展』
ギャラリー内にお香が焚かれていて独特の音楽も流れていた。
それが、妙に相場氏の髑髏とか猫といった作品の妖気に拍車をかけていて
すべての作品が私のことをじーーーーーと見ているような錯覚に陥る。
ギャラリー橋本『黒田泰蔵展』
白くどこまでも水平な皿に大変驚く。
湯呑みを手に入れるか迷ったが、少し大きいので
諦める。本当はお皿が欲しい。
三越『加藤 春鼎 作陶展』
志野茶碗の肌がどれも、
じゅわっとしたビールの泡がわき出てきたよう。
ああ、素晴らしい。
デパート展示では手に触れることが出来ないので
首を最大限に伸ばして眺め回した。
夫は引出黒に感動していた。
夫も短い首を必死に伸ばして見ていた模様。
遠くから見ていると、茶碗を食べているように見えた。
共栄窯『黒澤 有一展』
織部の他に井戸、粉引きの作品がたくさん並んでいた。
ご本人もいらっしゃって、少々お話をさせていただいた。
線路の枕木でご自宅を自作された話がおもしろかった。
なんでも作れるのだなぁ。
粉引きの作品を狙っていったが、買って帰ってきたのは
総織部の片口。晩酌の注器に使う予定。
夕飯は家族でコンビニ弁当を囲む。
違う意味で侘寂。